ニュージーランド出張2014 その7 ホークスベイ

日帰りでホークスベイへ向かいます。オークランドから飛行機で1時間。ニュージーランドの国内線は40名程度の小さめの機体で、個人的な感想は空飛ぶバス。なんとも心地よい空の旅です。

ホークスベイはニュージーランドでも特に温暖な地域で、シャルドネやメルロー、カベルネなどの栽培も盛んです。まずは正規輸入元をさせてもらっているパスクを訪問し、ニュージーランドワイン業界の先駆者でもあるケイトの話をたくさん聞く事が出来ました。ヴィンヤードの中で聞く彼女の話はとても興味深いものでした。


ホークスベイの中でも特に上質なワインを生み出す「ギムレットグラヴェルズ」というリージョンに初めて葡萄を植えた生産者で、彼女自身はワイン品評会のメインジャッジもつとめ、ワイングローワーズの理事などニュージーランドワイン業界の発展に貢献してきた人物です。サザンクロスとして取引をさせてもらっているワイナリーの中では特に歴史が長く、ワイナリー内にもこれまでの品評会の受賞歴がずらり。




野生酵母を使用したシャルドネや、樽熟成をさせたソーヴィニヨンブランなど、まだまだ日本でご紹介出来ていないワインがたくさんあったのですが、準備しながら徐々に取り組んでいこうと思います。

その後、いくつか初訪問のワイナリーを訪問しました。ニュージーランドワイン業界の草創期から葡萄造りとワインメイキングを行い、ホークスベイの外れで異才の味わいを生み出す生産者や、他にも細かく書けずに残念ですが超独創的な生産者も。探してまわればまだまだ未知のワインに出会えるのだなと実感しました。時間だけが足りません。

その他、今回は訪問出来ませんでしたが、興味のあるワインを町中で購入。大都市ではなかなか購入出来ない生産者のものがあり興奮します。帰りの便までひたすらホークスベイエリアを周り、飛行機でオークランドへ。次回は1泊は必要だな・・・と反省です。


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