ニュージーランド出張2015 その4

ネルソンからマールボロへは車で2時間ほど。くねくねのした山道に日本では考えられない制限速度が書かれており、ひとまず爆走します。そのスピードで走ったら崖から落ちそうです。

マールボロでインヴィーヴォのロブと合流後、醸造施設と各ヴィンヤードを周ります。醸造施設では収穫を控えタンクにはワインはほとんど残っていません。最後のひとつのタンクから試飲をさせてもらいました。



その後、いくつかヴィンヤードを見て回ります。マールボロリージョンを東西南北を移動します。一括りにマールボロといっても広いエリアですし、ニュージーランドワインの約6割強をここで産出する一大生産地です。前後左右全てヴィンヤード。様々な特徴を持ったヴィンヤードが広がります。

今回の特にお目当の場所は2つ。インヴィーヴォのメインヴィンヤードである冷涼な南側に位置する「ウエストヘブンヴィンヤード」。



そして間も無くリリースを迎える「MANA」に使用する葡萄を栽培する「カルロスリバーヴィンヤード」。このヴィンヤードは昨年はスパークリングにも使用していた区画でした。




マールボロ地区を横断するワイラウリバーの上流に位置するこの区画は冷涼で大きな石がゴロゴロしている特徴的な土壌です。水はけが良く、蓄熱性がある土壌(大きな石が日中に蓄えた熱を夜間緩やかに放射する)で良質なソーヴィニヨンブランが育っています。このヴィンヤードから95%。アワテレのウエストヘブンヴィンヤードを5%ブレンドして「MANA」を仕上げているそうです。このワインは3月6日発売。リージョンの特徴も記したポスター画像はコチラ。




途中で一緒にランチも。マールボロでは定番のRaupoへ。ゆったりした雰囲気がたまらないお店でした。そしてやはりニュージーランドの食事は口に合います。その夜は近所のスーパーで日本未入荷ワインを買い込み、これぞニュージーランドな素材で自炊。晴天に恵まれ、素晴らしいマールボロ滞在になっています。




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